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古着でハンドバッグをつくろう:ベトナム

古着でハンドバッグをつくろう:ベトナム

報告者:フエ事務所Dong、Anh、Nhu、Cam

BAJは、ベトナム・フエ市の小中学校3校で、環境教育を行っています。10月12日にラムモンクァン中学校にて「古着でハンドバッグをつくろう!」という環境教育授業を実施しました。


本記事では、ランモンクアン中学校の6年生と7年生(*)25人を対象に行った授業の内容を報告します。
また、本授業は他の2つの学校でも順次実施しています。
(*)ベトナムの教育制度は、小学校が5年間(1年生~5年生)、中学校が4年間(6年生から9年生)です。

授業は下記5つのテーマを順に取り上げました。

 

1)どうしてリサイクルが必要なのか

2)そもそもリサイクルとはなにか

3)リサイクルすることの利点

4)どんなアイテムがリサイクル可能なのか

5)リサイクルを実践(古着を使ってハンドバッグをつくろう!)

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授業の目玉は5番目。

子どもたちに自宅から着なくなった古いTシャツを持参してもらい、ハンドバッグを作ります。リサイクルへの意識を高めることだけが目的ではなく、どんなデザインにするかの創造性や創意工夫が求められる、美術や家庭科のような活動でもあります。

じつはこの授業のアイディアは9月にフエ事務所でインターンをしてくれた日本の大学生(宗方さん)から提供していただきました。さっそく実現できてよかったです。

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まずはリサイクルについての座学です。

どうしてリサイクルが必要なのか、どのようなゴミがリサイクル可能なのかについて考えます。

 

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つづいて、リサイクルすることの利点を以下のように整理しました。


○環境保全

○資源の節約と保護

○ゴミの量やゴミの埋め立てを減らす

○リサイクルすることで収入や仕事が得られる



リサイクル可能なアイテムとしては、電子機器、古着、古紙、缶、瓶、生ゴミなどを紹介しました。生ゴミは堆肥として再利用できることを伝えます。

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そして、いよいよハンドバッグづくりです。

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いろいろなデザインのバッグが出来上がりました。

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子どもたちの感想です。

 

「とてもたのしくて面白かったです。いろいろなことを学びましたが、一番大切なことは環境を守る方法です。それに古着の縫い方のコツもわかりました。次の授業では、もっと面白くて刺激的な知識を学びたいです。サポーターの皆さまに感謝します」


「次の授業では、もっとたくさんのリサイクル作品をつくりたい!」


「今日の授業はとても楽しく、有意義でした。今日はBAJの新石さんにも会いました。コミュニケーションがとれて楽しかったです。BAJとサポーターの皆さま、いつもありがとうございます」(この日はBAJ東京から新石事務局長が同行しました)

 

古着をつかってバッグをつくるのは、みんな初めての経験でとても盛り上がりました。そして今回は日本の学生インターン(宗方さん)のアイディアによって実現することができました。あらためて、ありがとうございました。

これからも、リサイクルや環境保全について楽しく学べる活動を続けていきます。皆さまのご支援とご協力に感謝いたします。





●この活動は、輝けアジアの子ども基金 のご支援や皆さまからのご寄付によって行われています。


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