報告者：東京事務所 新石

8月24日にラムモンクァン中学校にて特別授業を行ない、駒場東邦中学高校の高校生たちがオンラインで授業見学をしました。

今回のご縁は同校の生物地学科の石原先生がつないでくださいました。同校の文化祭にて世界の教育事情を研究している学生たちが私たちの環境教育の授業に興味を持ってくださり、今回の実現に至りました。

（授業は英語とベトナム語を使って進めました）

テーマは「森のサバイバル術」です。もし森で遭難したらどうするか、どうやって生き延びるか、水をどう確保するか、食べられる植物はなにか等、具体的な状況を設定して、クイズを織り交ぜながら、子どもたちに考えてもらいました。クイズのあとは、テントの組み立てを実践し、とても盛り上がりました。

（スマートフォン2台使用して中継しました）

（テントづくりのゲームは大いに盛り上がりました）

授業後はフエと東京の生徒たち同士の異文化交流の時間を設けました。ラムモンクァン中学校の校長先生も最後に登場し、駒場東邦中学高校の皆さまへの感謝の言葉がありました。

交流授業といえば、ここ2年ほど名古屋のどえりゃあWingsさんと行なっていますが、オンライン授業見学は今回が初めての試みでした。ベトナム語と英語で進行しましたが、はじめは戸惑ったものの、だんだん何をやっているのかが分かってきて、これは今後もつづけることができそうだ（支援者の方たち向けの授業見学を企画できそうだ）と自信をつけることができました。

（積極的に交流に参加してくれたラムモンクァン中学校の生徒）

参加した高校生のなかには登山部の方がいて「今回の授業はとても興味深かった！」と熱い感想を送ってくださいました。

また、後日（9/16～17）、駒場東邦中学高校の文化祭にて、今回の授業見学と交流について研究発表の展示を行なってくださいました。またニュースレターの配布や募金箱の設置までしていただきました。厚く御礼申し上げます。

（授業見学の感想についての展示）

 
（展示教室の入口に募金箱とベトナムの活動のポスターが！）

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