報告者:フエ事務所 Nhu
BAJは、ベトナム・フエ市の小中学校3校で、環境教育をおこなっています。
コロナパンデミックが収束に向かう中、現在はコロナ前のように市内の小中学校での環境教育も対面で行っています。
本記事では、10月20日にラムモンクアン中学校の6年生と7年生、10月26日にトゥイスアン小学校の4年生と5年生(*)合計96人を対象におこなったリサイクル体験について報告します。
(*)ベトナムの教育制度は、小学校が5年間(1年生~5年生)、中学校が4年間(6年生から9年生)です。
今回の授業テーマは、「身近な古新聞などの古紙を使って紙バッグを作る活動を通して、リサイクル・リユースすることが環境保護にとって大切であること知る」です。
始めに、子どもたちに古いものをリサイクルできる例として、自分たちの身近にある古紙からも紙バッグや花などを作ることができることを説明しました。続いて、今回の授業で行う古紙から紙バッグを作る方法を説明しました。
子どもたちは、バッグを作る方法を真剣に聞いています!
紙バッグの作り方を教わった後、子どもたちは早速自分が作りたいバッグをイメージして、紙バッグ作りを始めました。
この子どもは古新聞を使うことにしました!
子どもたちは皆んな自分だけの紙バッグ作りの夢中です!
古紙に折り目を入れて、両面接着剤で固定して、だいぶバッグの形になってきました!
この子どもはバッグに飾りをつけることにしました!
ついに、自分だけの紙バッグが完成です!
最後に自分が作ったバッグを持って、皆んなで写真を撮りました!皆んな、大喜びです!!
今回の授業の後、子どもたちから喜びの声がたくさん寄せられました。
「非常に楽しく、今わくわくしています。新聞からバッグなどをリサイクルする方法を学ぶことができました。これからも、リサイクルでいろいろなものがもっと作れるようになりたいです。BAJの皆さんに感謝します。」
「環境保護に貢献できたことをとても嬉しく思います。バッグの作り方や紙のリサイクルの仕方を学ぶことができました。この次は環境にやさしい野菜の育て方を学びたいです。 BAJの皆さんから有益な知識を提供していただき、本当に感謝しています。」
「古新聞を使って手作りのバッグを作ることができて、とても楽しかったです。皆んなでいっしょに作ったので、授業がより活発で興味深く感じました。リサイクルバッグを作って、友人や親戚のプレゼントにしたいです。こうした活動は環境汚染を減らすのに役立つと思います。これからの授業でも、環境を守る方法を楽しく学びたいです。BAJの皆さん、ありがとうございます。」
これからも、子どもたちが自分の身近なものを使いながら、ゴミ問題や自然環境に親しめるような授業を実施していきます。
●この活動は、輝けアジアの子ども基金 のご支援や皆さまからのご寄付によって行われています。
現在、BAJではマンスリーサポーターを募集中です。今年度から特典をリニューアル。
サポーターのみなさまと子どもたちが交流できるオンライン授業参観を年1回程度やっていきたいと考えています。
ぜひこの機会に入会をご検討くださいませ。
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