報告者:東京事務所 新石
BAJでは、”輝けアジア子ども基金”(アジ子基金)を活用して、BAJが環境教育活動を行なっているフエの3つの小中学校のなかから、家庭の経済的環境などに困難を抱える子どもたちを学校の先生たちに選んでいただき、毎年各学校20人ほどを対象に奨学金の授与を行なっています。昨年はCOVID 19の影響で奨学金の授与が延期になっていましたが、3か月遅れの12月24日、ランモンクァン中学校でようやく奨学金を授与することができたので、その様子を報告します。
奨学金は、さまざまな困難を抱えながらも一生けん命勉強しながら健やかに成長していく子どもたちを応援する気持ちを込めて、ささやか金額ですがアジ子基金からそれぞれ50万ドンずつを渡しています。今回は20名の子どもたちに奨学金を授与しました。
なお、ランモンクァン中学校のある地域では、COVID 19の影響を受けた症例は確認されていませんでしたが、フエ市内中心部では多く新規感染者が確認されていました。そのため当日は、ランモンクァン中学校に伺う前に、すべてのBAJスタッフがCOVIDテストで陰性であることを確認しました。
はじめに、BAJフエ事務所長Dongから奨学金授与式を行なう理由を説明しました。
続いて、BAJフエ事務所長とランモンクァン中学校の校長先生から子どもたちに奨学金を授与しました。
最後に、フエ事務所長(Dong)と校長先生からランモンクァン中学校の子どもたちに、メッセージが送られました。
「COVID 19の複雑な状況の中で校長先生と相談し、今年もランモンクァン中学校の皆さんに奨学金を贈ることができて、大変光栄に思っています。本来は9月に贈る予定だったのが、12月まで延びてしましました。これからも皆さんが一生懸命勉強を続け、私たちBAJが行っている環境教育活動にも積極的に参加してくれることを期待しています。これから迎える新しい年が、皆さんにとってエキサイティングな一年になりますように。元気で勉強してください。」(フエ事務所長 Dong)
引き続き、1月下旬にファムカンアイ中学でも奨学金の授与を行うです。
●輝けアジアの子ども基金は、アジ子サポーターの皆様からのご支援で行っています。
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