10月23日の「ベトナム・フエ市浸水被害緊急支援のお願い」でもお知らせしたように、10月10日頃からの豪雨や台風の影響により、ベトナムとくにフエを含めた中部では大きな浸水災害が発生しました。その後も次々と台風が襲来し、この10月28日にも再度台風が襲い、いまだに浸水が終息していない地域も存在しています。

前回、ベトナムの災害管理当局からの情報で「住宅10万棟以上に浸水被害があり、111人が死亡し、20万人近くが避難している」と発表されたことをお伝えしましたが、この28日の台風でも、最も甚大な被害を受けたクアンガイ省で、2人が死亡し、26人が行方不明と報道されています。

BAJでは、引き続きフエの現地職員が、地域の農家や学校の被害状況を確認しながら、支援活動の開始に向けて準備を進めています。
今回、現地から送られてきたフエの浸水被害の状況の写真をご報告いたします。

浸水が大きかった時の町の様子（住宅街）

浸水が大きかった時の町の様子（道路）

BAJ現地スタッフの住宅の浸水時の様子（避難後、水がある程度引いた段階で一旦ボートを使って自宅の様子を見に来た）

浸水時の住宅内の様子（壁に残った線をみると、最大の浸水時の大きさがわかる）

契約農家の畑の現在の様子（栽培していた農作物が泥に覆われ壊滅状態）

BAJ直営畑（トゥイビュウ畑）の現在の様子（ネットも破れ、畑の作物も壊滅状態）

BAJが支援しているファムクアンアイ中学校の校舎に残された浸水の跡（生徒の身長と比較して、浸水の高さがよくわかる）

ファムクアンアイ中学校に向かう途中の道（クアンガン地区では一部浸水が引いていない）

BAJは緊急支援のご寄付を引き続きお願いしております。
現地の被害状況および支援活動について随時ウェブサイト等でご報告いたします。

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【緊急支援募金について】

ベトナム・フエ市浸水被害緊急支援のお願い