報告者:フエ事務所 Nhu
BAJはベトナム・フエ市の小中学校の子どもたちを対象に、環境問題に対する関心を高めるための授業を定期的に行っています。9月に、トゥイスアン小学校の4、5年生とファムクアンアイ中学校の6、7年生(*)の合計123人を対象に、限りある天然資源を有効に使うことの大切さを知ってもらうための授業をおこないました。
(*)ベトナムは、日本とは異なり、小学校が5年間(1年生から5年生)、中学校が4年間(6年生~9年生)の教育年数です。
授業は、ベトナムで今とても人気のある「Rung chuông vàng」というクイズ番組を真似て行いました。「地球の面積のうち森林資源が占める割合はどれくらいでしょうか」「2025年までに世界人口の何パーセントが水不足になるでしょうか」など天然資源に関する問題を20問出し、子ども達はあらかじめ配られたボードに4択から1つ選んで答えを書きます。不正解だった子どもはボードを返却し、最後まで正解し続けた人が勝者となります。全員が答えを間違えたときは、敗者復活のためのゲームをおこない、再び問題に答えることができます。
では、問題です!
答えをボードに書いて、子どもたちがボードを高く上げました!
正解だった子どもたちは、満足感でいっぱい!!
全員が答えを間違えたので、2列に並んでボールを動かす敗者復活のゲームです!
復活できなかった子ども達も追加の問題に答えることで、全員にプレゼントが贈られました!
「とても楽しかったです。天然資源について多くのことを学びました。これからも多くの授業を受けたいと思います。」
「天然資源の授業は、とてもおもしろかったです。スポンサーの方々に感謝します。引き続きより多くの授業を受けたいです。」
「国がより豊かになり、またよりきれいでより美しい国にしていくために、もっとたくさんの知識を学びたいです。」
こらからも、子どもたちの環境問題に対する意識を高めるために、いろいろな角度から環境保持の重要性を伝える授業を行っていきたいと思います。
●本事業は、公文国際学園高等部有志のご寄付、キヤノン(株)、輝けアジアの子ども基金サポーターのご支援により実施しました。
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