報告者:フエ事務所 Nhu
2019年11月13日と19日、ベトナムで1982年に制定された11月20日の「教師の日」を前に、フエのトゥイスアン小学校の4、5年生生とラムモンクァン中学校の6、7年生(*)の合計90人を対象に、3回に分けて、日頃お世話になっている先生に感謝の気持ちを伝える授業をおこないました。
(*)ベトナムは、日本とは異なり、小学校が5年間(1年生から5年生)、中学校が4年間(6年生~9年生)の教育年数です。
まず初めに「教師の日」について話をし、その後、「教師の日」についてのクイズをおこないました。
生徒たちは、楽しそうに質問に答えています。
次に、「教師の日」についてグループごとで壁新聞にまとめました。
まとめる内容については、くじを引いて決めました。
最近話題になっているニュースを題材に取り入れたり、詩や物語で気持ちを表したり、絵やクイズ形式、ジョークをまじえてまとめたりなどさまざまでした。
ある生徒は、先生に贈る詩を書いています。
ある生徒は、先生の似顔絵を描いています。
最後に、作成した壁新聞を発表し合いました。
今回授業を受けた子ども達からは、以下のような感想が寄せられました。
「お世話になっている先生方と一緒に勉強できることと、『教師の日』について知識を深められたことを大変嬉しく思いました。」
「『教師の日』の授業をしてくださったBAJの方々に感謝しています。また、日頃からお世話になっている先生方に感謝していると同時に、一緒に授業を楽しませてくれる友達にも感謝しています。 どうもありがとうございました。」
「この授業を行ってくださったBAJの方々に感謝しています。 「先生の日、おめでとうございます」と言いたかったのですが、先生の前だととても恥ずかしくなりました。今日、自分の気持ちを自由に書くことができるように、いくつかの詩を書きました。 役立つことを多く教えてくれる先生方に大変感謝しています。 最後になりましたが、これらの有意義な授業ができるように寄付してくださった方々に会ってみたいです。 」
「今日の授業を通して、11月20日の『教師の日』についてもっと知ることができたことと、壁新聞作成についても学ぶことができまました。 非常に役立ちました。」
今後も、日頃お世話になっている先生方に敬意を払う気持ちをの大切さを学んでもらうために、「教師の日」の授業を継続して行っていきたいと思っています。
●本事業は、公文国際学園高等部有志のご寄付、キヤノン(株)、輝けアジアの子ども基金サポーターのご支援により実施しました。
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