報告者:フエ事務所 Nhu
2019年9月18日、廃プラスチック汚染の現状を理解してもらうために、フエのトゥイスアン小学校の4年生合計49人を対象に、午前と午後の2回に分けて、プラスチックごみについて授業をおこないました。今回の授業は、インターンの阿閉さん(大学生)も一緒に授業をおこないました。
今回の環境教育の授業の内容は、主に以下の5つです。
(1)プラスチックごみの現状と環境に与える影響
(2)日本で行われているプラスチックごみのリサイクル方法
(3)ごみの分別方法
(4)プラスチックごみの独自のリサイクル方法のアイデア出し
(5)校庭でプラスチックごみを収集
授業風景
阿閉さんは、日本のプラスチックごみのリサイクル方法やペットボトルの分別方法を紹介しました。
その後、2人1組になって、プラスチックごみの独自のリサイクル方法を考えて、それを絵に描いてもらいました。
みんなのアイデアがまとまりました。
アイデアを発表し合います。
今回授業を受けた子ども達からは、以下のような感想が寄せられました。
「とても興味深い内容でした。プラスチックのごみが、人々や環境にここまでさまざまな健康影響を与えていることは、これまで想像していませんでした。」
「友達にゴミを適切に処分するようアドバイスしようと思います。プラスチックごみのために動物が死んだのを見たので、ごみを分別して捨てることを約束します。」
「日本で行われているプラスチックごみをリサイクルする方法について学ぶのは初めてです。もっと多くの日本人教師がここに来て、何かを共有してくれることを願っています。」
また、以下のような感想も寄せられました。
「今日、学校に行きます。ペットボトルは、美しい植木鉢のような多くのアイテムにリサイクルできることに気付きました。」
今後も、子ども達へ環境教育を継続していくことによって、自然環境を維持し調和することの大切さをより多く学んでいってほしいと思います。
●本事業は、公文国際学園高等部有志のご寄付、キヤノン(株)、輝けアジアの子ども基金サポーターのご支援により実施しました。
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