ミャンマーの女性に
学びの機会と違いを超えた
仲間との出会いを
裁縫訓練を通じた女性の能力開発事業は、
ミャンマーのラカイン州で実施されている女性の生計向上・自立支援のためのプログラムです。
民族や宗教など、多様な背景を持った女性同士がともに裁縫技能を習得し自立していく過程で、
違いを超えた仲間としての意識も醸成することにも焦点をおいています。
本事業の実施地域であるミャンマー ラカイン州は、国内紛争状況により、現在活動ができていない状態となります。BAJは、現地の状況が好転すれば、活動を再開する姿勢でいます。
学びながら働きたいけど、研修のお金は支払えないという方がBAJの裁縫研修を利用してくれます。BAJの裁縫研修は1日5,000チャット(約300円)の補助を出しています。研修が終わってからも挑戦できるようにビジネスにまつわる知識も研修で伝えています。
主にラカイン州にて、生活基盤を整えるためのインフラ整備をおこなっています。
事業内容は状況によって変化しますが、いままで下記の内容に取り組んできました。
ラカイン州の村で織物業や縫製業を営む女性たちは、子育てや家事をしながら、低い手間賃と限られた販路で小規模に仕事をしています。体系的な技術指導を受ける機会が限られていました。BAJは2018年から2019年にかけてUN Womenの資金を受け、手織物や縫製業に従事する女性を対象に研修を実施しました。
研修では講師の方を囲み談笑しながら、扇風機の回る快適できれいな教室で、女性同士楽しく勉強を進めてもらっています。治安の問題で移動が難しい場合は訪問し研修を提供しています。
様々な民族が同じ研修を受けるため、最初は言語や文化の違いを感じることもあります。ですが、ともに学ぶ中で友人関係が築かれるコミュニケーションの場にもなっています。
BAJが設立された1993年に、ミャンマーにおける女性に対する裁縫訓練事業は数十年もの間継続的に実施されてきている取り組みです。
Ma Har Li Marさん(18歳/ムスリム)
私は8人家族の生活を支えるために、BAJの裁縫訓練コースに参加しました。訓練中は補助金が支給され、技術を身につけ自信がつきました。健康知識も知れたので家庭で役立てられれば嬉しいです。
マウンドー事務所 U Zin Min Htike
BAJ マウンドー事務所では、1998 年以来さまざまな訓練を地域の人々に提供してきました。 そのうちの 1 つが、地元の女性が技能の習得を通じて自立していくことを目指した裁縫訓練です。多民族がともに学ぶことで平和で心が通い合う環境を作り出すこともまた目的としています。
ラカイン州事業の現状とミャンマー事業の現在について
夢広がる裁縫訓練の女性たち:ミャンマー
“2022年度”裁縫訓練コースが終了:ミャンマー
サイクロン・モカ対応(裁縫教室の再開と今後の予定):ミャンマー
5月から裁縫教室を再開予定:ミャンマー
多民族融和と女性の自律を目指して。裁縫訓練コースの再開。:ミャンマー
裁縫教室の参加者インタビュー動画まとめ:ミャンマー
裁縫訓練の再開:ミャンマー
ミャンマーでの活動について
ラカイン州での女性のエンパワメント事業ー製品の販売開始:ミャンマー
ラカイン州女性のエンパワメント事業:ミャンマー
女性の収入向上を目指す新規事業開始:ミャンマー
2017年の活動実績と活動一部停止について:ミャンマー
ラカイン州マウンドーで緊急事態が起きています:ミャンマー
国連難民高等弁務官のマウンドー訪問:ミャンマー
本事業は、自己資金および
皆さまからのご支援により実施しています。
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