報告者:マウンドー事務所 相葉(東京事務所で待機中)
ラカイン州では現在、車両等機械類の整備事業のみを実施しています。小規模インフラ整備事業は、活動許可の申請手続きが難航しており、2月以降活動を中断していたのですが、先月末からようやく承認手続きが進みはじめたため、現在、4月下旬の再開を目指し、UNHCRとの調整を進めています。
2022年1月下旬に完成したアーレルチャウン村の道路
2022年1月下旬に完成したニャウンピンジー村の道路
今月中旬に新年を迎えたミャンマーでは、これから徐々に雨期へと向かっていきます。大雨では貯水池の建設などの作業はできなくなるため、そういった作業は本格的な雨期が始まる前に終わらせておきたいところです。建設作業で使用する資機材のメンテナンス、中断中の事業の遠隔でのモニタリング、再開後の作業工程の確認など、今できる準備を確実に進めつつ、再開を待ちたいと思います。
なかなか思うように活動ができない状況にもどかしさを感じますが、スタッフの安全を第一に、引き続き事業を継続していきます。
マウンドーの今年の新年のお祭り(ティンジャン)の様子
ラカイン州の旗を掲げて歩く人々
●ラカイン州における支援ニーズ即応事業は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)および皆さまからのご支援で行っています。
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