報告者:ヤンゴン事務所 今村(東京事務所で待機中)
ミャンマーでは新型コロナウイルスと2月の政変により混乱が続いています。BAJは、ラカイン州での活動を継続できていますが、様々な面で影響を受けています。BAJヤンゴン事務所の機能の一つである、ミャンマーのフィールド事務所への後方支援もコロナ前のようには実施できない状況です。後方支援の中でも、国内移動に関する諸々の制限により、ヤンゴン事務所職員が活動現場であるラカイン州に行くことが難しいため、プログラム関係スタッフによる事業モニタリング・評価におけるサポートが特に影響を受けています。
活動を継続しているラカイン州での建設現場(国連難民高等弁務官事務所との事業)
思うようにいかない日々が続きますが、この機会にヤンゴン事務所の後方支援能力を高めるため、ガバナンス強化、ファシリテーション能力、プロジェクト管理など現地職員向けの研修を実施しています。
スカイプでのディスカッション
ミャンマーへの渡航制限により東京にいる日本人駐在員が、オンラインによりミャンマー人職員に研修を行っています。新型コロナにより、日本国内でもオンラインでの会議、授業、研修が広がりました。BAJにおいても、現地職員が効果的に学び、能力向上ができるよう試行錯誤を重ねています。
Google Jamboardを使用してブレインストーミング
国際協力の中でも潮流は変わりやすく、学んだ知識や技術はすぐに古くなる可能性があるため、現地職員が自分で学ぶ力を養うことも目標にしながら内部研修を続けていきます。
オンラインで画面共有しながら共同で作業中の様子
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