メディアでも大きく報道されていますが、ミャンマーでは、2月1日にクーデターが発生し、現地は混乱したままです。首都ネピドー、最大都市ヤンゴンやその他の都市を含め、全国的に軍政に反対する大規模デモが連日続いています。残念ながら、デモ参加者の中には死傷者も発生しています。
BAJのヤンゴン事務所職員は治安情勢を考慮し、リモートでの勤務を続けています。一方、事業を実施しているラカイン州では、大きなデモ等は少なく、シトウェ・マウンドー・タンゴップの3つの事務所で、建設関連事業を続けています。建設以外の教材林やPTA強化の活動については、新型コロナ感染拡大の影響を受け活動停止していた状況がそのまま続いています。
抗議デモの他にも、市民は軍事政権に従うことを拒否したCDM(Civil Disobedience Movement、市民の不服従運動)を展開し、公務員等が通常業務を行うことを拒否する状況が続いています。混乱が続きますが、職員の安全を第一に考え、状況を注視していきます。
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