報告者:ヤンゴン事務所 森
前回に引き続き、ヤンゴン事務所のスタッフたちの紹介です。
ヤンゴン事務所は、各現場の会計報告のとりまとめをする業務があります。この日も、ある事業の中間監査ということで7人の監査人が事務所に来て、手分けして27冊のファイルをチェックしました。
この監査は、11営業日も続き、ファイナンスオフィサーも対応に追われていました。
ミーティングルームで監査が行われているところです。
BAJのスタッフは、数日ごとにまとめて見つかった不明点や質問を監査人から受け、その対応が続きました。
計算ミスが見つかったり、あるはずの書類がぬけ落ちていたりと、確認事項がリスト化された書類を渡され、それについてひとつひとつ答えていきます。
シニアアカウンタント(写真右)がファイナンスオフィサー(写真左)に監査人の指摘について報告、指示を仰ぎます。
4つの事務所の会計書類を半年分まとめてチェックしましたので、どの事務所が一番指摘が多かったか、そうなったのはどうしてか、最終監査で同様の指摘を受けないよう、現場にどうフィードバックしていくかを相談します。
ミャンマー人女性は、まじめにこつこつ仕事をするので会計職に向いているように思います。ファイナンスオフィサーは経験も十分のベテランなので、いかに次のステップにすすんでもらうか悩みどころです。
ヤンゴン事務所には、物資調達スタッフもいます。現場で入手困難なものをヤンゴンで調達し迅速に現場に送るのが業務です。それ以外にも、市場調査や月例報告、現場からの細かな問い合わせにも対応します。
BAJでは建設や技術訓練の活動をすすめるので、特殊な資材、工具、スペアパーツの知識も必要になります。
ヤンゴン事務所では、車両を2台所有し2人の運転手も雇用しています。ネピドーやパアンなど片道6時間の安全運転をし、スタッフや専門家を安全に目的地に送り届ける任務があります。
朝早くから夜遅くまで嫌な顔せず、チームの重要な一員として働いてくれます。
以上、ヤンゴン事務所のメンバーの紹介でした。
ヤンゴン事務所に長くいる私としては、多少のメンバーの入れ替えはあったとしても常に新鮮な気持ちで、スタッフの成長と明るい未来を願って日々仕事を進めています。
<「ヤンゴン事務所のスタッフたち(1)はこちらから>
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