報告者:シトウェ事務所 神永
3月12日~14日の3日間で、今年のBAJミャンマー年次会を開催しました。
会場は昨年に引き続き、ミャンマーのNGOであるメッター開発財団(Mette Development Foundation)が運営する研修施設でした。ヤンゴンから車で2時間弱の距離にあるこの施設で、BAJミャンマーの5つの事務所から、日本人2人とミャンマー人職員17人の計19人が参加し、3日間寝食を共にして、会議をおこないました。
年次会では、まず、各事務所の昨年の事業実績と活動から浮かび上がった課題、今年の計画の共有をおこない、参加者全体で課題克服のための対策等について話し合いました。
参加した職員にとっては、他事務所の活動について理解を深め、課題解決のための糸口を見つける良い機会となったと思います。また、適正かつ効率的な事業運営を確保するため、BAJの各種規定について見直す時間も設けました。
事業実績と課題について発表する職員
事業について話し合うことに加えて、研修施設が推進するエコライフを体験することが年次会の目標のひとつでした。
有機食材を使用した美味しい食事に加えて、個人的に素晴らしいと感じたのは、施設内のどこにも道端にポイ捨てされたごみが見当たらないこと。ミャンマーでは、街の至る所でプラスチックごみ等を目にしますが、この施設内では全く見当たりません。
自然豊かな研修施設
朝食前のウォーキング
最終日には、BAJミャンマー全体での今年の目標を確認し、事務所ごとの目標と個人の目標を設定する機会を設けました。
個人の目標に関しては、その目標を達成するために、具合的に自分の役割と資質は何で、どのような能力、行動、資源が必要となるのかを各自が文章化しました。今回設定した目標の達成に向かって、各人が行動を起こして、来年に今年設定した目標を振り返った際に、成長を実感する1年になればと思います。
全体写真
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