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覚書(MOU)延長 調印式のご報告と首都ネピドーへの道のりの変化:ミャンマー

覚書(MOU)延長 調印式のご報告と首都ネピドーへの道のりの変化:ミャンマー

報告者:ヤンゴン事務所 森

あと5年で80校の学校を建設するために、覚書延長の調印式がようやく8月21日にできました。

この準備にかれこれ半年以上はかかりましたので、関係者一同、一安心したところです。

MOU調印式

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ところで、最近、つくづく思うのはネピドー(2006年に旧首都ヤンゴンに代わり首都となった)への道のりの変化です。

 

2005年くらいから遷都が始まっていましたが、実際に私が初めてネピドーに行き始めたのは2007年くらいだったと思います。

それまで、カウンターパートとの面会はヤンゴンでできたのですが、徐々に各省庁がネピドーへ引っ越しをはじめ、カウンターパートとの面会にすごい労力をかけなければならなくなってしまったこと、今でもよく覚えています。

  

ジャングルのような山を切り開いて道路建設をしただけあって、周りには目印になるものがなく平原に平らな道があるだけで運転手は道を覚えるのに苦労していました。

その頃は、ヤンゴンから車で8時間くらいかけていく場所でした。日帰り出張は、到底考えられませんでした。そして、まだホテルが少なかったため、とても高額で、私たちは手前の町の安いゲストハウスで宿泊していたくらいです。当時は、建設ラッシュで10車線の幹線道路や官舎やショッピングモール、ホテルがどんどんとたてられていて、行くたびに町が様変わりしていくのが印象的でした。

  

しばらくすると高速道路も完成し、ヤンゴンから車で6時間ほどでいけるほど移動時間が短縮されました。同時にヤンゴンーネピドー間に飛行機が飛び始めました。

しかし、当時は1日1便で料金も高いのでなかなか飛行機は使用できず、利用しても、ネピドー現地での交通サービスも未発達で、仮に飛行機で行っても到着後のタクシーがないのでヤンゴンから車両を送らなければならないため、とても不便を感じていました。

そのため、タイミングよくお昼前後にお役所と面会の約束がとれると、早朝4時にヤンゴンを車で出発して、往復12時間かけて1時間の面会をしに、強行日帰り出張も何度もしたものです。



今では、ヤンゴンーネピドー間の飛行機が1日に4~5便くらい飛び、ネピドーでの交通サービスも充実しているため、ヤンゴンからわざわざ車両を送る必要もありません。


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適当な時間にお役所と面会の約束が取れると午後3時くらいにはヤンゴン事務所に戻り、報告業務に取り掛かれるほどになりました。飛行機を使った日帰り出張を一度経験したら、もう車での往復はできなくなりました。笑

ちなみに、当初は国内線のみの就航でしたが、2011年には国際空港が完成し、同年には、ネピドーに完成した国会議事堂で新政権による連邦議会が開催されました。今ではネピドーからタイ・インド・中国へ就航しています。

最近では、ホテルもかなり充実し、この敷地の広さと施設の充実を考えるとヤンゴンよりコストパフォーマンスが高いホテルが多いです。徐々にお役人やその家族の居住者も増えたのでインターナショナルスクールができ、大使館や企業もネピドーに事務所を置くところが増えてきたからでしょう、外国料理が食べられるレストランも充実してきました。


ヤンゴンーネピドー間はジェット機だと35分で到着します。すごい勢いで機内軽食のサービスもあります。

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朝の通勤ラッシュ時間には、ちょっとした渋滞もあるほど車両が増えました。

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高速道路の交通事故は本当に深刻でした。
雨季や夜間の運転、運転しなれていない高速道路は、死のハイウェイと呼ばれるくらい交通事故が多かったです。
2016年で年間700件以上の交通事故がおきていて、最近、ようやく徐々に減少傾向にあるようです。

 

ここに新幹線が走るのは何年後になるのでしょうか?

●ラカイン州における学校校舎建設事業は、日本財団および皆さまからのご支援で行っています。


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