報告者:パアン事務所 須藤
BAJパアン技術訓練校プロジェクトは、現在日本財団様と皆さまのご支援を受けて、開校5年目前期プログラムの修了式を6月22日に控えて終盤をむかえています。
※前期プログラム前半の活動報告
4月には、前期クラスの中間試験、そして7月中旬から始まる後期クラスの訓練生募集活動などを行いました。
建設科を除く電気科、自動車整備科、溶接科の3コース合同で中間試験の取り組む訓練生達-同じ科が前後左右に並ばないように配置しています
中間試験が終わった5月、後半の理論と実習の授業に入る前に恒例のスポーツ大会をおこないました。
スポーツ大会の種目はサッカー、バレーボール、ミャンマー伝統のチンロンの3種目。
大いに盛り上がったスポーツ大会。毎日朝から晩まで技術の習得に励む訓練生の気分転換になったことと思います。
サッカー競技の様子
表彰式
また、5月には国境省副大臣の来校がありました。
国境省副大臣から『本校の活動や成果を高く評価していること、今後国境省としても益々協力していく』とのお話を頂きました。
本校の視察に来られた国境省ボジョー タントー副大臣
パアン技術訓練学校では、訓練生の技術訓練に加えて就労支援も活動の一つとしています。
そのため、5月には、ヤンゴンの日系企業を訪問し、従業員募集状況やミャンマー国内の日系建設事業の情報収集などをおこないました。
4月以降の土曜特別授業は、
・カレン州政府環境部局職員による「ミャンマーの環境問題」の講演
日本にも留学経験のある環境保護局員講師
・ミャンマー政府産業省職員による「電気管理と安全」の講演
電気ショックを受けた場合の応急処置について説明
・国際NGO-Community Partners International (CPI)スタッフによる「青年の性教育とジェンダー」の講演
をおこないました。
訓練生達のこれからの生活に役立つことを願っています。
●パアン技術訓練学校運営事業は、日本財団および皆さまからのご支援で行っています。
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