報告者:パアン事務所 須藤
プロジェクト開始から5年目を迎えて、カレン州を中心としたミャンマー青年を対象とした技術訓練は概ね順調に進んでいます。
5年目も上半期と下半期の2期でそれぞれ90名の青年を対象とした技術訓練を開催します。
上半期プログラムは1月8日の入学式から6月22日の卒業式までの約5カ月半の期間で行われています。
現在訓練生達は4月中旬の中間試験に備えてコース毎(建設科、電気科、自動車整備科、溶接科の4科)で理論と実習の習得に熱心に取り組んでいるところです。
自動車整備科インストラクターの指導を受けながらグループ実習する訓練生
また、本校では訓練生達に将来の生活スキルや青年として幅広い知識を身に着けてもらう目的で、土曜特別授業を毎月開催しています。
今年はこれまで、
・ミャンマー国社会福祉・救済再復興省職員による「ミャンマーの自然災害に対する防災知識」
・カレン州交通警察官による「交通ルールや交通安全教育」
・カレン州消防署員による「火災の原因、初期消火の防火訓練」
などの特別授業を開催し、訓練生達は普段聞けない貴重な話を熱心に聴いていました。
交通ルールや交通安全教育について講演をするカレン州交通警察官
カレン州消防職員から濡らした布や消火器を使った初期消火の指導を受ける訓練生達
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