報告者:東京事務所 吉崎
2017年9月より、ラカイン州における小学校校舎建設事業の第2期がはじまりました。
5年間をかけて、ラカイン州全17郡において80校の建設を予定しています
(下記の第1期と合わせて、本事業としては計180校)。
BAJの学校建設の特徴は「住民参加」です。
地域住民の方に座学と実地による技術訓練(OJT)を行いながら、共に建設を進めていくことです。
本事業の第1期(2012年9月~2017年9月)では、ラカイン州全域に計100校の建設を行いました。
BAJは、第1期の終了後、学校を建てた100の村を全て訪問し、事業評価のための調査を実施しました。
その結果、例えば、学生数に特に大きな影響があったことが分かりました。
事業開始前のデータと比較して、学生数が約26%増加(16,817人から21,188人へ増加)していました。
BAJが建設した小学校校舎で
第2期では、より活動内容を充実させ、学校建設に加えて、校舎の維持管理のための
PTA強化や防災訓練のワークショップを行います。
BAJは現在、ラカイン州内に3つの事務所を構えています(マウンドー、シトウェ、タウンゴップ)。
先日シトウェ事務所にて、これらの活動を効果的に実施するための、スタッフ向けプログラムファシリテーター養成研修が行われました。
引き続き皆さまからのご支援をよろしくお願いいたします。
●ラカイン州における小学校校舎建設事業は、日本財団および皆さまからのご支援で行っています。
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