報告者:マウンドー事務所 今村
今日は、いつものブログ記事とは変わって、駐在員のある一日を時系列でお知らせします。駐在員になったつもりで読んでいただけますと幸いです。
午前6時05分
この日は、早朝から活動開始です。
マウンドー事務所から隣の郡のブティドン郡へまずは移動します。
最近は、夜が明けるのが早くなりました。
3か月前の同じ時間は、まだ真っ暗でした。
7時22分
ブティドン市街地に到着しました。
まずは、スタッフと一緒に朝ご飯です。
写真に写っているのは、左から学校建設スタッフ、ボートドライバー、研修担当スタッフです。左の2人がラカイン族、右のスタッフがムスリム。複数の民族が共存する地域だということが朝ご飯の写真からわかります。
午前7時31分
最初の目的地、ブティドン市街地近くのMyo Thit小中学校です。
日本財団の資金でBAJが建設し、昨年8月に完成した校舎です。
現在、ミャンマーの学校は長期の休暇中ですが、この日は校長先生に教室を貸してもらいました。教室を借りて何をしたかと言うと、新スタッフの採用面接です。
新しいスタッフの募集をかけたところ何名かの応募があり、マウンドーのBAJ事務所まで何名かの応募者には来てもらい面接を行いましたが、ブティドン郡出身のムスリム応募者は、この日移動許可が出なかったためブティドンで面接を実施することにしました。
この日は、早朝から3名の応募者と面接を実施しました。
写真の右側が応募者です。
午前8時56分
面接が終わり、次の目的へと出発です。
移動手段はボート。
マウンドー郡内は、BAJが長年多くの橋を造って来たこともあり、ほとんどの村へ車で行くことができます。しかし、ブティドン郡、ラティドン郡の村へ行く際には、多くの場合ボートが必要です。
スタッフが乗り込み、準備万端です。(タンミンピース)
出発!!
2人ともBAJスタッフです。
左が、朝ご飯の写真にも写っていたボートドライバー、右が現場張り付きの建設スタッフです。
目的の村に着くまでの途中の景色です。
10時05分
1時間強かけて到着です。
目的の村、ラティドン郡Yae Soe Chaung村に着きました。
日本財団の資金で実施中の学校建設現場です。
写っているのは、古い校舎です。
この学校は生徒数が多いため、BAJの校舎が完成した後も古い校舎を使用予定です。
10時30分
現場スタッフとの打ち合わせです。
真ん中のBAJシャツを着たスタッフがこの現場の担当エンジニアです。
家族がヤンゴンに住む中、単身ラカイン州に来て働いてもらっています。
11時15分
シットウェ側から来るBAJ国代表と専門家の土木技師を迎えます。
2人が乗ったボートが近づいてきます。
到着です。
11時33分
一休みしてから早速、専門家に建設現場を見てもらいます。
担当エンジニアへ直接技術指導がされています。
一通り状況を見ていただいたところで、その場にいたBAJスタッフ全員へとご指導いただきました。
12時15分
次の村へ出発するため、ボートに乗り込みます。
このボートは天井が低く、乗り込むのも一苦労です。
13時25分
1時間以上かかり、次の目的の村ラティドン郡Bar Ta Lay村に到着です。
こちらの村でもBAJが学校校舎を建設中です。
13時52分
専門家に現場を見ていただく前に、まずは遅めのランチです。
14時20分
専門家の現場確認開始。
担当スタッフへと直接技術指導をしていただいています。
進捗状況はまだ掘削が終わったところですが、専門家によるとこの掘削だけでも技術力の差が出るとのこと。
この現場は、きれいにまっすぐ土を掘れていますが、ダメな現場では曲がってしまうとのこと。
この現場でもスタッフ全体への技術指導です。
15時10分
シットウェへと戻る国代表と専門家を見送ります。
今回もありがたいご指導でした。
15時15分
見送った後、私もマウンドーへ向けて帰ります。
15時46分
まだ着きません。
16時23分
まだ着きません。
16時58分
まだ着きません。
日が暮れてきました。
17時13分
きれいな夕暮れです。
17時30分
ようやくブティドン市街地が見えてきました。
到着です。
17時35分
今度は、ここから車でマウンドーへと向かいます。
18時30分
BAJマウンドー事務所に到着です。
長い一日です。
お疲れ様でした。
●ラカイン州マウンドー事務所での活動は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、日本財団、および皆さまからのご支援で行っています。
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