報告者:東京事務所 鶴田
12月10日(土)、3年ぶりに対面での活動報告会を開催することができました。
今回のテーマは、「BAJミャンマーラカイン州北部『激動の2年間をふりかえる~コロナ、クーデター、活動再開から中断まで~』」。
コロナ、クーデター、活動再開と治安悪化からの中断を含めた、この2年間のラカイン州北部の活動状況について、BAJミャンマーマウンドー事務所プログラム・マネージャーの相葉翔太が報告しました。
はじめに、民族や宗教などラカイン州の特徴やロヒンギャ問題について話しました。BAJが事務所を置いて活動しているマウンドーはラカイン州北部にあります。この地域の住民約8割はイスラム教徒ですが、ほかにも仏教徒のラカイン人やヒンドゥー教徒、精霊信仰の少数民族の人たちなどが暮らし、歴史的な背景を抱え、民族構成が複雑な地域です。
次に2021年~2022年の間にミャンマーで起きた出来事とBAJの活動について話しました。
BAJとしては、今後の情勢回復を期待しつつ、引き続き安全第一に、できることをひとつずつ、継続してミャンマーで活動を続けていきます。
最後の質疑応答の時間では、活発に質問が出され、参加者の意識の高さを感じました。
また「大変な苦労をされつつミャンマーのために頑張っておられ感銘を受けました。引き続き頑張ってください」など、あたたかい言葉をいただき、大変励みになりました。ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
今後もBAJの活動へのご支援、応援をよろしくお願いいたします。
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