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【フルクル】古着回収現場を訪問しました:東京

【フルクル】古着回収現場を訪問しました:東京

報告者:東京事務所 鶴田

伊丹市立中央公民館主催の市民講座『私たちが捨てた衣類の行方を知ろう』の一コマとして、10月6日にBAJの古着リサイクル「フルクル」回収現場である日光物産を一緒に見学させていただきました。

皆さんが「フルクル」に送ってくださった衣類などは、リサイクル業者である日光物産が買い取り、その収益がBAJに寄付として入る仕組みになっています。

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以前はこの倉庫でもう一度着られる衣類と、ウエス(油拭き)用など再利用できる布類に仕分けしてから輸出していましたが、現在はこの工程はマレーシアの倉庫でおこなっており、マレーシアでウエス用の布として仕分けされた布が再度この倉庫に戻ってくる流れに変わっていました。

●輸出までの流れ

 集まった衣類をコンテナからおろす
プレス機で固めて梱包する

1コンテナに400kgの塊が60本。マレーシアへ


●ウエス用布出荷までの流れ

仕分けされてマレーシアから戻ってきた布 
繊維や色ごとに仕分けされて戻ってくる

計量して袋詰めする

袋詰めされた布

繊維や色ごろに分けられた布



●フルクルに寄贈された衣類
皆様のご理解、ご協力のおかげでフルクルに集まる衣類は大変状態がよく、他で集まる衣類とは別にして分別、梱包されています。約9割が海外でそのまま使用できる衣類だそうです。

「フルクル」に送られた衣類やカバンを仕分けているところ

フルクルの「FU」が表記されている


参加者からは、布を圧縮する様子や綺麗に仕分けされている様子を見て、「こんなにきれいにリサイクルされていると知り感動した」と、とにかくどの工程を見ても「感動」という声が何度も聞かれました。

私たちが捨てた衣類がどのように処理されているのか―このような実状を知ることで、消費者として衣類を買うときの選択や処分先を考えて行動することが大切だと思いました。

今回、このような素敵な講座を設けてくださった伊丹市立中央公民館の方々、リサイクル現場訪問を引き受けてくださった日光物産の方々に、心より感謝申し上げます。


【追記】
マレーシアへ行った古着はどうなるんだろう?とさらに気になった方は、この古着の行方を追った株式会社アーバンリサーチの記事「寄付した服の行方。マレーシアまで追ってみた」へ。<2023/12/7報告>

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