報告者:東京事務所 鶴田
2019年も、三菱商事・MC FORESTの素敵な会場で、BAJ活動報告会を開催することができました。
今回の報告会のテーマは、「避難民の帰還にむけて」、
ミャンマー シトウェ事務所調整員の神永が一時帰国をして、報告会をおこないました。
はじめに、支援ニーズ即応事業の背景についてと、具体的にBAJがおこなっている事業について説明されました。
▼ラカイン州北部における支援ニーズ即応事業の進捗 2019/10/28報告
▼ラカイン州マウンドーで緊急事態が起きています 2017/8/22報告
▼BAJのおこなう平和的共存事業がミャンマー国営新聞に掲載されました 2017/7/6報告
この中でBAJは、「給水設備の改修」「学校施設の整備」「排水設備・連絡道路の整備」を担っており、これまでの成果として、
・給水設備の改修: 完了x4, 計画・建設中x3
・学校施設の整備: 完了x1、計画・建設中x4
・排水設備・連絡道路の整備: 完了x2, 建設中x2
・キャッシュ・フォー・ワーク参加者累計: 1,522名 が示されました。
さまざまな困難や課題はありますが、草の根での民族融和や相互理解の促進のための民族間の交流の場の提供などの支援が必要ではないかという神永調整員の提起で報告がまとめられました。
参加者の、ミャンマーラカイン州への関心は高く、「インフラ面も重要かもしれないが職を生み出す支援が必要なのではないか」「民族融和というが難しいのではないか」「資材は主にどこから手にいれているのか」「シトウェ駐在の日本人スタッフの人数は」「ミャンマーでは緊急時にはどのような避難方法をとるのか」など、最後の質疑応答の時間には多くの質問や感想があがりました。
参加者の方からは、「ラカインの状況が理解できた」「いろいろな業界の人がいて興味深かった」「最後の質疑応答の時間でさらに理解を深めることができた」「BAJがBAJらしい役割を果たしている」などの感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様、会場をご提供してくださった三菱商事様、本当にありがとうございました。
今後もBAJの活動へのご支援、応援をよろしくお願いいたします。
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