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活動報告会を開催しました:東京

活動報告会を開催しました:東京

報告者:鶴田 佳代子

10月18日(金)、ミャンマー駐在スタッフの須藤(BAJパアン技術訓練校プログラム・マネジャー)の帰国に合わせて、活動報告会を開催しました。今回の活動報告会は、通常のBAJの活動報告会とは異なり、ミャンマー研究会の中で報告させていただきました。

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第一部は、BAJが運営しているパアン技術訓練学校についての報告です。
「若者の人生を変える学校に!」をキャッチフレーズに、建設科、電気科、自動車整備科、溶接科の4コースを設けて、技術訓練をおこなっています。

各コース約5.5か月間で修了、年に2期開講していますが、1年くらいかけて指導したほうが良いのではないかなどの意見がありました。(現状では、5.5ヶ月の訓練は長いほうで、他校では平均3ヶ月で修了とのこと。)


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また、卒業生の就学状況の報告もありました。2014年から2019年前期までの卒業生総数772名。それに対して約83%(2019年8月モニタリング時)が就労し、そのうち、約14%が日系企業に就職しています。

このように、パアン技術訓練学校の特徴の1つに「就労支援」があげられます。生徒と一緒に企業を訪問し、働く意欲やイメージをもてるようにしたり、BAJスタッフが企業をまわって就労の斡旋をしたりしています。近年では、卒業生の活躍もあり、パアン技術訓練学校の卒業生が欲しいと企業から声がかかってくるほどです。

<卒業生の活躍の記事>パアン技術訓練学校卒業生 技術コンクールで準優勝

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今後の課題は、来年2020年以降の第2フェーズでより質の高い教育訓練を継続すること、またカウンターパートであるミャンマー政府国境省(Ministry of Border Affairs)へどのように引き継いでいくかということです。


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報告会の第二部は、「カレン州周辺の温泉資源の地質的背景と活用方法」というタイトルで発表しました。

ミャンマーには、約100箇所もの自噴温泉(文献やインターネット情報から、泉温約26~100℃)が存在するそうで、日本ではほとんど知られていません。須藤スタッフが休日をつかって、カレン州周辺の6箇所の自噴温泉について調査をおこない、その報告がされました。



カレン州 Kamachan hot spring

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カレン州 Kamachan hot spring:1mの棒を持って大きさを測る須藤マネージャー

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カレン州 Hga Dai village hot spring:垂れ流し状態のもったいないお湯

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カレン州 Hga Dai village hot spring:温度を測る

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調査の結果わかったことは、泉温約37~64℃,湧出量約1~数100㍑/分ということ。そして、この6箇所の内、僧院内プールとして利用されている1箇所を除いて、5箇所はほとんど利用されていないことがわかり、これをどうにかカレン州の観光資源、地域振興策として活用できないかという提案でした。

須藤マネージャーの「こんなにお湯が沸き出ているのに流れっぱなしはもったいない」という言葉が印象に残りました。なんとか活用できないものでしょうか。



●パアン技術訓練学校運営事業は日本財団
からの資金で実施しています。

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